受信トレイを開いて、電子メールを送受信する方法を説明します。
電子メールメッセージにアクセスするには、
- 右下にあるコンポーネントバーのメールボックスをクリックします。
- メールとグループの設定をする必要がある場合は、メールとディスカッショングループウィザードを使用します。
- 設定ダイアログボックスで、メールとグループの設定に修正や変更を加えます。
- セキュリティ情報ダイアログボックスで、メッセージ送受信の際の暗号化とデジタル署名に関する初期設定を行います。
詳細
サーバに接続することなく受信トレイを開くには、CommunicatorメニューからMessenger メールボックスを選択します。
参照
IMAPまたはPOP3サーバを選択し利用する
メールとディスカッショングループウィザードを利用する
メールとグループの設定を変更する
暗号化メッセージに関する設定をする
メッセージ一覧を更新する
メッセージと添付を開く
トラブルシューティング
ユーザ名とパスワード
新しいメッセージを受信するためにメールホストに接続する際は、パスワードとユーザ名を入力する必要があります。ご自分のサイトか、あるいはインターネットサービスプロバイダで、アカウント情報を確認してください。アカウント情報には、通常、お客様のユーザ名とパスワードに関する情報が含まれています。
メールとディスカッショングループウィザード
受信トレイを開いた際、またはツールバーにある取り込みをクリックした際に、メールとディスカッショングループウィザードが表示された場合は、メールとグループの設定をする必要があります。このウィザードを利用して、メッセージの送受信に必要な設定を行ってください。
ダイヤルアップ
インターネットサービスプロバイダ (ISP)のアカウントを使用し、電話線を通してネットワーク接続をしている場合、取り込みをクリックした際にまだ接続が行われていないと、Netscape Messengerがモデムソフトウェアに対して、ISPアカウントにダイヤルアップ接続するよう指示します。メッセージ一覧を更新するには、確実に接続がおこなえる状態である必要があります。
接続が確立できない場合、PPP と TCP/IP ソフトウェアが正しく設定されているか、またISPアカウントがPPP接続できるように設定されているかを確認してください。ISPがネットワークソフトウェアの設定方法についてアドバイスしてくれるはずです。
次に進みましょう
メッセージ一覧からメッセージを選択する
Messengerの主な機能について紹介します。
Netscape Messengerは、マルチメディアの電子メッセージやCollabraメッセージの送受信を行い、メッセージを管理し易くします。Messengerには、以下のウィンドウがあります。
- メッセージ一覧ウィンドウ。受信トレイなどのメッセージフォルダに含まれるメッセージの一覧を表示します。
- メッセージセンター。サーバとフォルダの一覧を表示します。
- メッセージウィンドウ。メッセージをひとつずつ表示します。
- メッセージ作成ウィンドウ。メッセージの作成、および送信のためのツールがあります。
次に進みましょう
IMAP、POP3、メールサーバ
IMAPとPOP3サーバを使用する際の長所と短所を理解した上で、お客様に合ったメールアクセスのサービスを選ぶことが大切です。
Netscape Messengerは、IMAPサーバとPOP3サーバどちらをご利用の場合でもお使いいただけます。ご利用のサーバが両方のメッセージ保存方法をサポートしている場合は、以下を参考の上、使用するサーバをお選びください。
Internet Message Access Protocol (IMAP)
長所:メッセージをそれぞれサーバに保存します。受信トレイを開くと、メッセージヘッダーのみをダウンロードします。メッセージを開くと、今度はローカルコンピュータにダウンロードしますので、起動時間がより短くなります。また、メッセージはサーバに保存され、変更はローカルコンピュータからサーバに書き戻されますので、常に更新されたメールボックスにアクセスできます。
短所:ローカルコンピュータにメッセージをコピーしない限り、作業中にサーバとの接続が切れた場合は、たとえヘッダーが表示されていたとしても、メッセージにアクセスするためには再び接続を確立しなければなりません。メッセージを表示している間は接続したままにするか、またはまだ読んでいないメッセージにアクセスする度に接続し直す必要があるため、接続時間が長くなってしまいます。
Post Office Protocol (POP)
長所:サーバに接続した際すぐにメッセージをローカルコンピュータにコピーします。従って、作業中に接続が切れても、メッセージを表示することができます。
短所:サーバのメールボックスと、ローカルの受信トレイの同期を取る必要があります。接続する度に新しいメッセージを何度もダウンロードすることになったり(メッセージをサーバに保存している場合)、通常使用するコンピュータを取り替えた場合など、以前使用していて現在はアクセスできないコンピュータ上にメッセージが残ってしまったりします。
つまり、必要なときにすべてのメッセージにアクセスできないこともあるということになります。
参照
メールとグループの設定を変更する
メールサーバの設定を変更する
メッセージの送受信に必要な設定を行う際には、メールとディスカッショングループウィザードが役立ちます。 メールとディスカッショングループウィザードのパネル内では、全ての設定を行う必要があります。
設定内容について不明な点がある場合は、インターネットサービスプロバイダ(ISP)、もしくはシステム管理者から提供されているアカウント情報を確認してください。
メールとディスカッショングループウィザードを使うには、
- テキストボックスをクリックし、名前やパスワードを登録されている通り正確に入力します。大文字、小文字の区別なども間違えないように注意してください。
- 既に入力した設定に影響を与えることなく、パネル間を移動することができます。 パネルから他のパネルへ移動するには、次へや戻るをクリックします。
- メールとディスカッションウィザードを終了するには、
- 入力したり変更したりした内容を保存し設定を有効にするには、完了をクリックします。
- 今回メールとディスカッショングループウィザードを起動してから行った変更を破棄し、以前の設定に戻すには、メールとディスカッショングループウィザードウィンドウの左上にある閉じるボタンをクリックします。
- 受信トレイなどのメッセージ一覧ウィンドウのツールバーにある取り込みをクリックし、設定を確認します。設定が全て正しければ、受信トレイが新しいメッセージを受信します。もし受信するメッセージがない場合は、新しいメッセージはありませんというメッセージが表示されます。
必要な設定がまだ行われていない場合は、メールとディスカッショングループウィザードが設定を促します。設定内容について不明な点がある場合は、メールとディスカッションウィザードを閉じ、ISP、もしくはサイトのヘルプデスクにお問い合わせください。
メールとディスカッショングループウィザードで必要な設定は、以下の通りです。
- メッセージを受信(POP)または保存(IMAP)するメールサーバ上のユーザ名。 インターネットサービスプロバイダ (ISP)を利用している場合は、ISPアカウント用のログイン名を使用します。
例: bongo
- メッセージを送信するメールサーバ上のパスワード。ISPやその他ログインを必要とするシステムを利用している場合は、ログイン用のパスワードを設定します。
- ISPやシステム管理者から提供される返信用アドレス。通常、返信用アドレスは、ユーザ名にサイトやドメイン名を組み合わせたものです。
例: bongo@drums.org
- お客様の本名。これは、メッセージを送信する際にNetscape Messengerがユーザ名と共に自動的に送るもので、ペンネームでもかまいません。
例: Chris King
- メッセージを受信するメールサーバ名。これは、POP3サーバ、またはIMAPサーバのどちらかになります。メールサーバ名とメールの受信方法については、ISP、またはシステム管理者から提供されるアカウント情報の中に含まれていますのでご確認ください。
POP3サーバを使用している場合は、ローカルマシンにメッセージの全体をダウンロードしますので、ダウンロードした後は、切断してもメッセージを読むことができます。しかし、複数のマシンを使用している場合などは、ローカルの受信トレイがサーバのスプールと同期を取れなくなります。これにより、定期的にはアクセスしないマシンにメッセージをダウンロードしてしまうと、メッセージを読めなくなるというようなことが起こり得ます。
IMAPサーバを使用している場合は、メッセージのヘッダーのみをダウンロードし、それぞれのメッセージはメールサーバに保存されます。したがって、メッセージを開く際は、サーバにあるメッセージにアクセスすることになります。これにより、ひとつのメールボックスに対する管理が容易になり、同期を取る際に起きる多くの問題を回避することができます。
しかし、ダイアルアップ接続を利用している場合は、IMAPサーバと接続する時間をより長く必要とします。
- メッセージを送信するメールサーバ名。これは、SMTPホストとして知られているものです。SMTPホスト名は、ISPやシステム管理者から提供される情報には含まれていないかもしれませんが、ほとんどの場合、POP3ホスト、またはIMAPホストと同じです。
- ローカルフォルダ名とパス。
受信トレイやその他のメールフォルダにあるメッセージを読むには、以下のようにします。
- 受信トレイなど、メッセージが入っているフォルダを開きます。
- メッセージ一覧からメッセージを選択します。
- メッセージパネル内でメッセージを開くか、またはメッセージウィンドウを開くことによりメッセージを開きます。
メッセージ一覧には、その一覧に入っている各メッセージのヘッダー部分の要約が表示されます。メッセージのヘッダー要約は、メッセージを扱い易くするために、そのメッセージが誰からのどんなメッセージなのかがすぐわかるような情報の組み合わせで構成されています。
- 一覧の中からメッセージを選択して表示するには、目的のメッセージのヘッダー要約をクリックします。
- 一覧の中で複数のメッセージを選択する場合は、Ctrlキーを押しながら各メッセージのヘッダー要約をクリックするか、または複数のヘッダー要約にわたってドラッグします。
メッセージパネルが開いている場合は、 現在のメッセージの本文が表示され、インラインのメッセージ添付部分にアクセスできます。
- メッセージパネルを開いたり閉じたりするには、メッセージ一覧ウィンドウの左下にあるメッセージパネルつまみをクリックします。
![Message Panel Control](/file/10343/MACPOWER-1998-03.ISO.7z/MACPOWER-1998-03.ISO/インターネット/通信/Netscape Communicator Folノ.sea/Netscape Communicator Folder/NetHelp/Netscape/Messengr/mpctrl.gif)
- 開いているメッセージパネルを使って次や前のメッセージを表示するには、それぞれツールバーから次、またはジャンプメニューから前のメッセージを選択します。
- 選択したメッセージが一つの場合は、メッセージパネルに、メッセージ一覧の中の次、または前のメッセージが表示されます。
- 選択したメッセージが複数の場合は、選択したメッセージの中での次、または前のメッセージが表示されます。
メッセージをメッセージウィンドウで開くには、メッセージ一覧のヘッダー要約をダブルクリックします。
複数のメッセージを同時に別々のメッセージウィンドウ内で表示するには、
- Ctrlキー(Windowsの場合) もしくは Commandキー(Macintoshの場合)を押しながら、メッセージ一覧のヘッダー要約をクリックします。(この機能を利用する場合、たくさんのウィンドウを一度に開きすぎるとパフォーマンスに問題が生じる恐れがありますので、注意が必要です。)
- ファイルメニューから、開くを選択します。
一つのメッセージウィンドウの中で、選択したメッセージを順番に見るには、
-
Altキーを押しながら、メッセージ一覧のヘッダー要約をクリックします。
-
ファイルメニューから、開くを選択します。
メッセージウィンドウ内に一つのメッセージを開いた後、現在のフォルダ内にある他のメッセージを表示することができます。
メッセージ一覧を選択して一つの独立したメッセージウィンドウ内にメッセージを開いた後、そのメッセージウィンドウを、選択した一覧内をナビゲートするために使うこともできます。
-
次のメッセージを表示するには、メッセージウィンドウツールバーの次をクリックします。
詳細
- 次を選択した場合に表示されるメッセージは、現在のフォルダ内で非表示の対象になっていないメッセージの並び順、そして表示対象が選択されている一覧内のメッセージのみなのかフォルダ内の全メッセージなのかにより異なります。
- 選択したメッセージ一覧を見ていない場合、メッセージが日付順に並んでいて、しかも読んだメッセージを非表示にしている際に次を選択すると、次のメッセージは、より新しい未読メッセージの中で現在のメッセージに一番近い位置に置かれているものになります。
- 一覧をナビゲートしている際に次を選択すると、現在のフォルダで行われている並び順に従って一覧内にあるメッセージを順番に表示します。
メッセージパネルが開いていて印刷対象のメッセージが表示されている場合は、そのメッセージをメッセージウィンドウ、またはメッセージ一覧ウィンドウから印刷することができます。
現在表示されているメッセージを印刷するには、ツールバーの印刷ボタンをクリックします。
受信トレイ(POP3)に新しいメッセージを取り込んだり、メッセージ一覧を更新して新しいメッセージを表示するには、受信トレイ、またはメッセージ一覧ウィンドウのツールバー左端にある取り込みボタンをクリックします。
受信トレイが表示されていない場合でも、受信トレイを更新することができます。メール振り分け機能を利用して新しいメッセージを自動的に振り分けるように設定していない限り、新しいメッセージを受信するのは受信トレイだけです。
サーバに新しいメッセージが届いているかどうかは、コンポーネントバーのメールボックスボタンを見ればわかります。Netscape Messenger は、定期的にサーバをチェックし、新しいメッセージを見つけると、メールボックス ボタンに緑の矢印を表示します。
メッセージの作成と送信方法を紹介します。
メッセージを送信する方法は、以下の通りです。
- 新しいメッセージウィンドウを使い、新しいメッセージや返信用メッセージを作成し送信します。新しいメッセージウィンドウを開くには、
- Netscape Communicatorウィンドウから、ファイルメニューを開き、新しいメッセージを選択します。
- メッセージウィンドウ、もしくはメッセージ一覧ウィンドウでメッセージを表示している際に、返信:メールをクリックします。
- ディレクトリ検索の結果から開きます。
- 個人用アドレス帳に保存されているアドレス帳カードから開きます。
- 受信したメッセージを転送扱いで送信します。
- メッセージの振り分けを利用して、自動的にファイルを送信します。
新しいメッセージウィンドウは、電子メールやCollabraメッセージを作成し、宛先を指定して送信する際に使用します。新しいメッセージウィンドウには、以下のツールがあります。
- ツールバー。ツールバーには、次のボタンがあります。
- アドレスリストの作成や編集をする、アドレスリストタブ。
- ファイルやアドレス帳カードをメッセージに添付する、添付リストタブ。
- メッセージオプションタブ。ここでは、受信確認の返信要求、メッセージの優先度の変更、暗号化しない指定、デジタル署名を添付しない指定、文字コードの変更などができます。
- 件名の作成や編集をする、件名領域。
- メッセージ作成領域。タグ情報を含まないテキストのみのメッセージを作成するためのシンプルテキスト入力領域、HTMLメッセージを作成するためのNetscape Composerがあります。
新しいメッセージウィンドウでメッセージを作成中に、アドレスリストの項目を追加、編集、削除できます。アドレスリストの項目は、電子メールアドレス、ニックネーム、メーリングリスト名、またはディスカッショングループ名です。
アドレスリストにアドレスを追加する
作成中のメッセージのアドレスリストにアドレスを追加する方法は、以下の通りです。
- ディレクトリサービス、もしくはアドレス帳の検索結果からアドレスを選択します。
ディレクトリ検索を開くには、メッセージメニューから、ディレクトリ検索を選択します。
- アドレスリストタブをクリックし、キーボードからアドレスを入力します。
- 受取人ボタンをクリックし、メニューから、受取人の種類を選択します。
- 空白行をクリックし、編集可能な状態にします。
- 一つの行に複数のアドレスを入力する場合は、アドレスとアドレスの間にスペースを挿入して区切ります。一つの行に入力された全アドレスには、その行に設定されている受取人の種類が設定されます。行を閉じるには、Returnキーを押します。複数のアドレスは、それぞれ独立した行の中に表示されます。
アドレスリストのアドレスには、以下のような受取人の種類を指定できます。
宛先 |
主となる受取人対して使います。 |
CC |
カーボンコピーの略で、副受取人に対して使います。 |
BCC |
ブラインドカーボンコピーの略で、送信する人と受け取る本人以外には副受取人であることを隠す場合に使います。BCCとしてメールを受け取った人が複数いたとしても、本人以外のメール上では一切表示されません。 |
グループ |
ディスカッショングループに投稿する際に使います。 |
アドレスリストの中のアドレスを編集する
作成中のメッセージのアドレスリストを編集するには、
- カーソルで、編集するアドレスの一部、もしくは全部を選択します。
- 修正個所を入力し、Returnを押します。
アドレスリスト内の受取人の種類を変更するには、受取人ボタンを押し、メニューから別の受取人の種類を選択します。
アドレスリストからアドレスを削除する
作成中のメッセージのアドレスリストからアドレスを削除するには、
- 削除するアドレスの一部、もしくは全部を選択します。
- 選択し終わったら、Deleteキーを押します。空白の行ができてしまった場合は、Deleteキーをもう一度押し、その行を削除します。
新しいメッセージウィンドウで返信メッセージを作成する際に、その返信メッセージに元のメッセージのテキストを付けることができます。
-
元の(返信対象の)メッセージを含んだ返信メッセージにするには、新しいメッセージウィンドウのツールバーにある引用をクリックします。
- 新しいメッセージウィンドウのツールバーにある停止をクリックすることで、いつでも本文からの引用を取りやめることができます。
詳細
元のメッセージのテキストは、引用文のフォントと色の設定に従って作成中の文章内に表示されます。この設定を行うには、メールとグループの設定の作成パネルを使用します。
返信メッセージを送る際に、自動的に引用を行うようにするには、元のテキストを引用する設定を行います。設定内容の変更は、メールとニュースの設定で行います。
HTMLメッセージを受け取りたくない相手にメッセージを送信しようとしたり、受取人がHTMLメッセージを表示できる環境かどうかMessengerが判断できない場合には、HTMLメールの確認ダイアログが表示されます。相手の使用環境がよくわからないような場合は、タグ情報が入っていないテキストのみのメールを送信する方が無難です。
表示されているメッセージの受取人に関する設定を記録するには、受取人をクリックします。
表示されている受取人がHTMLメッセージを受け取りたいかどうかを記録するには、受取人パネルを使用します。設定を切り替えるには、このダイアログのツールを利用します。
一度受取人のHTML設定をした後は、Messengerが受取人のHTML設定について不明な点があると判断するまで、HTML メールの確認ダイアログは表示されません。
アドレス検索サービスが利用可能な環境にある場合は、メッセージを送る相手の電子メールアドレスを調べる際に、それを使用することができます。
アドレス帳検索、もしくはディレクトリ検索サービスを利用するには、
- フォルダ、スレッド、メッセージウィンドウの編集メニューから、アドレスを検索を選択します。
- 検索ダイアログを使用して、
- 検索するキーワードを入力します。
- キーワードが対応する情報の種類を選択します。
- アドレス帳、または検索サービスの検索範囲を、選択します。
検索ダイアログで、アドレス帳やアドレス検索サービス内を検索するには、
- フォルダリストを表示して、アドレス帳、または検索サービスを選択し、検索対象を絞ります。
- 種類リストを表示し、キーワードを当てはめるアドレス帳情報の種類を選択します。
- 条件リストを表示し、検索条件を選択します。
- 種類と条件リストの左にあるテキストボックスに、キーワードを入力します。
- より的を絞った検索を行うために、キーワードを追加する場合は、増やすをクリックします。
- 追加するキーワードの種類、条件、そしてキーワードを入力します。
- 検索を開始するには、検索をクリックします。
詳細
検索結果領域には、検索条件に一致したアドレス項目の要約一覧が表示されます。
アドレス帳を使うことにより、個人情報の記録、管理、またメーリングリストやニックネームの作成ができます。
アドレス帳に項目を作成した後は、その項目を利用して、電子メールや電話番号などの個人情報を検索することができます。また、システムワイドなアドレス帳を利用できる場合は、それにアクセスすることもできます。
アドレス帳項目の作成、記録、編集は、アドレス帳ウィンドウで行います。アドレス帳項目には、名前、住所、電子メールアドレス、電話番号、そして受け取り時にタグ情報が含まれていないテキストメッセージとリッチテキストメッセージのどちらが良いかなどという個人情報を記録することができます。
アドレス帳では、たくさんの電子メールアドレスに一つのニックネームを付け、まとめて扱うことができますので、メーリングリストとして使うこともできます。
個人のアドレス帳項目を作成するには、以下の手順に従ってください。
- アドレス帳ウィンドウのツールバーから、名前を追加をクリックし、ユーザの追加ダイアログを表示します。
-
ユーザ追加タブで、アドレス帳項目に記録する情報を入力します。
- ユーザの追加ダイアログで、
- アドレス帳に項目を追加するには、OKをクリックします。
- 入力した項目をアドレス帳に追加せずにユーザの追加ダイアログを閉じる場合は、キャンセルをクリックします。
本名、電子メールアドレス、ニックネームやアドレス帳項目に関する特記事項の入力や編集、また受信時にHTMLフォーマットのメッセージをどうするかなどの設定は、ユーザの追加ダイアログの全般タブで行います。
- ユーザの追加ダイアログ内で、全般をクリックします。
- 本名(氏名)を入力します。
- 電子メールアドレスの入力、または編集をします。
電子メールアドレスがよくわからない場合は、電子メールアドレス検索を参照してください。
- 電子メールアドレスにニックネームを入力します。ニックネームはどんな名前でもかまいません。ニックネームは、メッセージ送信時に、電子メールアドレスの代わりとして使うことができます。
- メモ領域にメモを入力し、特記事項を記録します。メモは使いやすくするためのものであり、メモ自身に特別な機能はありません。
- 相手がHTMLフォーマットされたメッセージの受信を望んでいる場合は、HTMLを選択します。HTMLが選択されていない場合、HTMLフォーマットのメッセージを送ったとしても、受け取る相手はフォーマットされていないテキストのみのメッセージを受信することになります。
- その他の情報の変更や入力を行う場合は、他のタブをクリックします。現在のアドレス帳にこの新しい項目を追加するには、
OKをクリックします。アドレス帳の変更をせずにユーザの追加ダイアログを閉じる場合は、キャンセルをクリックします。
アドレス帳の項目として会社名、役職名、住所、電話番号およびFAX番号を入力するには、
ユーザの追加ダイアログの連絡先タブを使用します。
- ユーザの追加ダイアログで、連絡先をクリックします。
- 会社名、役職名、住所を入力します。
- 勤務先の電話番号、FAX番号、自宅の電話番号を入力します。
- その他の情報を変更したり入力したりするには、他のタブをクリックします。現在のアドレス帳に入力した最新の情報を反映させるには、OKをクリックします。アドレス帳の内容を変更せずにユーザの追加ダイアログを閉じる場合は、キャンセルをクリックします。
各人が411サーバやConferenceホストを使用するかどうかを設定したり、Conferenceアドレスの入力や編集を行うには、ユーザの追加ダイアログのNetscape Conferenceタブを使用します。
- ユーザの追加ダイアログで、Netscape Conferenceをクリックします。
- Conferenceアドレスを入力します。
- 相手が411サーバをConferenceサーバとして使用している場合は、411サーバをクリックします。411サーバ以外のConferenceホストを使用している場合は、Conferenceホストを選択します。
- その他の情報を変更したり入力したりするには、他のタブをクリックします。現在のアドレス帳に入力した最新の情報を反映させるには、OKをクリックします。アドレス帳の内容を変更せずにユーザの追加ダイアログを閉じる場合は、キャンセルをクリックします。
メーリングリストを作成して、自分のアドレス帳に加えるには、
- アドレス帳ウィンドウのツールバー上でリストを追加をクリックし、リストの追加ダイアログを開きます。
- メーリングリストダイアログで、メーリングリストに名前を付け、電子メールアドレスを追加します。
メーリングリストダイアログでメーリングリストの作成や編集を行うには、
- リスト名の入力、編集を行います。このリスト名は、メーリングリストの名前となり、リストに入っている人たちにメールを送信する際に、電子メールアドレスと同じように使用できます。
- オプションとして、リストにニックネームを付けることができます。ニックネームは、リスト名と同じように使えます。
- 説明を入力します。ここで入力した説明は、メッセージヘッダー内に、受取人の本名と同じように表示されます。
- アドレスリスト内の空白行をクリックしてメンバーの電子メールアドレスを入力し、リストにメンバーを追加します。他のリスト名やニックネームをリストに追加することもできます。リストからメンバーを削除するには、アドレスリストのメンバーの項目をクリックし、削除をクリックします。
- 現在のアドレス帳にリストを追加する場合は、OKをクリックします。アドレス帳の内容を変更せずにユーザの追加ダイアログを閉じる場合は、キャンセルをクリックします。
アドレス帳ウィンドウを使って、アドレス帳やアドレス検索サービスから電子メールアドレスやその他の情報を検索します。
アドレス帳を使って、電子メールアドレスを検索するには、
- Communicatorメニューから、アドレス帳を選択します。
- アドレス帳ウィンドウでアドレス帳を検索します。
個人やメーリングリスト内の情報をアドレス帳内で検索するには、
- キーワードテキストボックスで、検索する単語を入力します。
-
アドレス帳のセクション一覧から、アドレス帳、または検索サービスを選択します。
-
検索をクリックします。
詳細
検索時のキーワードを決定する際は、できるだけ正確に入力するようにします。一般的には本名をキーワードにすることが多いようですが、役職名や会社名、電話番号やその他の情報でもかまいません。
キーワードを決めた後は、キーワードに合った情報の種類が選択されていることを確認してください。たとえば、「 Pat 」をキーワードに検索する場合は、検索選択リストから「名前」が選択されていることを確認します。
アドレス帳サーチエンジンは、検索条件と一致した項目の一覧を表示します。このリストは、アドレス帳要約一覧と呼びます。
アドレス帳要約一覧で項目を選択し利用するには、
-
アドレス帳項目を選択します。
- アドレス帳項目を選択するには、要約をクリックします。
- 複数の項目を選択するには、Ctrlキーを押しながら要約をクリックします。
- ファイルメニューを開き、すべて選択を選んで一覧に挙げられた要約を全て選択します。
- 選択した項目の電子メールアドレス宛にメッセージを作成するには、アドレス帳ツールバーの作成をクリックします。
メッセージフォルダの整理や管理を行うには、
- メッセージをフォルダに保存します。
- メッセージフォルダを圧縮します。
- ごみ箱を空にします。
- 送信フォルダ内をクリアします。
メッセージを受信トレイから別のフォルダへ、またはフォルダから別のフォルダへ移すには、
- フォルダを作成します。
- 選択したメッセージを目的のフォルダに移動します。
メッセージフォルダを作成するには、
- 新しいフォルダの作成ダイアログを開きます。
- メッセージセンターフォルダウィンドウ、またはメッセージ一覧ウィンドウから、ファイルメニューの新規フォルダを選択します。
- または、メッセージセンターフォルダウィンドウのツールバーから、新規フォルダをクリックします。
- 新規フォルダダイアログボックスで、新しいフォルダの名前を入力します。
- OKをクリックします。
メッセージフォルダを開き、メッセージ一覧を表示するには、
- Communicatorメニューを開いてメッセージセンターを選択し、メッセージセンターフォルダウィンドウを開きます。
- フォルダ一覧で、開くフォルダをダブルクリックします。
メッセージフォルダを開くと、メッセージ一覧ウィンドウにフォルダのメッセージ一覧が表示されます。
メッセージをフォルダ間で移動するには、
- メッセージ一覧で移動するメッセージを選択し、ファイルダイアログで別のフォルダに移動します。
- 移動するメッセージを、メッセージ一覧からフォルダ一覧内のフォルダにドラッグします。
メッセージをファイルダイアログで、メッセージをフォルダから別のフォルダへ移動するには、
- ファイルするメッセージが入っているフォルダを開きます。
- メッセージ一覧内で、ファイルするメッセージのヘッダー要約をクリックします。
- ツールバーのファイルをクリックします。
- メッセージをファイルダイアログで、メッセージのファイル先(移動先)フォルダを選択します。
- OKをクリックします。
選択したメッセージを既存のフォルダにファイルする(移動する)には、ツールバーのファイルをクリックし、ファイル先(移動先)フォルダを選択します。
参照
メッセージフォルダを作成する
メッセージをフォルダ間でドラッグアンドドロップするには、
- 目的のメッセージが入っているフォルダを開きます。
- メッセージ一覧ウィンドウでフォルダパネルを開き、移動先フォルダを表示します。
- メッセージ一覧内で移動するメッセージを選択し、フォルダ一覧に表示されている移動先のフォルダにドラッグします。
特定のメッセージが入ったフォルダを検索するには、
- フォルダ、メッセージ一覧、またはメッセージウィンドウの編集メニューから検索を選択し、検索ダイアログを開きます。
- 検索ダイアログで、
- 検索するキーワードを入力します。
- メッセージのどの部分を検索するかを指定します。
- 検索するフォルダを指定します。
- 検索を開始します。
- 検出結果の一覧から選択します。
検索ダイアログで、メールフォルダやディスカッション内から特定のメッセージを検索するには、
- フォルダ一覧を表示して、検索するフォルダを選択します。
- 種類の一覧を表示して、メッセージのどの部分を検索するかを選択します。
- 条件の一覧を表示して、検索条件を選択します。
- テキストボックスにキーワードを入力します。
- より的を絞った検索を行うために検索条件やキーワードを追加する場合は、増やすをクリックします。
- 追加する種類、条件、キーワードを入力します。
- 検索をクリックし、検索を開始します。
既存のフォルダ名を変更するには、
- メッセージセンターを開きます。メッセージセンターウィンドウを開くには、Communicatorメニューからメッセージセンターを選択します。
- メッセージセンターウィンドウで、名前を変更するフォルダを選択します。
- メッセージセンターウィンドウの編集メニューからフォルダのプロパティを選択します。
- フォルダのプロパティダイアログで、フォルダ名を変更します。
フォルダのプロパティダイアログでフォルダ名を変更したり、フォルダの内容について表示したりします。
フォルダ名を変更するには、現在のフォルダを選択し、新しい名前を入力します。
設定した検索条件と一致するメッセージに対して自動的に指定の処理を行うには、メールの振り分けダイアログでメールの振り分けリストを作成しておきます。
メールの振り分けダイアログを開くには、編集メニューからメールの振り分けを選択します。
振り分けのリストを管理するには、メールの振り分けダイアログを使います。
- 振り分けを作成するには、新規をクリックします。振り分けの設定ダイアログが表示されます。
- 振り分けを編集するには、
- ダイアログ左上にある振り分けリストで、振り分け名の上をクリックします。
- 編集をクリックし、振り分けの設定ダイアログを開きます。
-
振り分けを削除するには、
- ダイアログ左上にある振り分けリストで、振り分け名の上をクリックします。
- 削除をクリックします。
振り分けの有効、無効を切り替える
振り分けを有効、または無効にするには、
振り分けリストのチェックボックスを利用します。
- 振り分けリストの振り分けを有効にするには、振り分け名の右側にある丸いチェックボックスをクリックします。クリックすると、チェックマークの点が表示されます。
- 振り分けリストの振り分けを無効にするには、振り分け名の右側にあるチェックマークの点をクリックします。クリックすると、チェックマークの点が消えます。
振り分けの優先順位を変更する
振り分けが適用される優先順位、つまり振り分け順序を変更するには、
- 振り分けリストで、振り分け名をクリックします。
- 振り分けの優先順位を上げるには、上向きの矢印をクリックします。振り分け優先順位を下げるには、下向きの矢印をクリックします。
振り分け処理のログを取る
振り分け処理のログを取り、振り分けの動作を確認することができます。
- 振り分けのログを取るのチェックボックスをクリックします。
- 振り分けのログを表示するには、ログの表示をクリックします。
現在の振り分けリストを保存する
- 振り分けが有効か無効か、またログの設定など、振り分けリストの現在の状態を保存するには、OKをクリックします。
- 設定を変更せずにダイアログを閉じるには、キャンセルをクリックします。
振り分けの設定ダイアログでは、振り分けの動作や振り分けを適用するメッセージの種類を編集したり定義したりすることができます。
振り分けの設定ダイアログの使い方
- 振り分け名ボックスで、振り分け名の入力、または編集をします。振り分けには名前を付ける必要があります。
- メッセージに対する条件を入力します。振り分け動作は、ここで設定された条件に一致するすべてのメッセージに適用します。
- 振り分けの動作を指定します。
- 自動的にメッセージを指定のフォルダに移動するには、まずフォルダに移動をクリックします。次に、フォルダリストから移動先のフォルダを選択します。
- 自動的にメッセージの優先度を設定するには、優先度の変更をクリックし、優先度の一覧から選択します。
- 自動的にメッセージを読んだことにするには、読んだことにするをクリックします。
- 自動的にメッセージをごみ箱に移動するには、削除をクリックします。
- 振り分けを有効にするには、オンをクリックします。
- 振り分けとその設定を保存して振り分けダイアログに戻るには、OKをクリックします。振り分けの設定で変更した内容を取り消して、メールの振り分けダイアログに戻る場合は、キャンセルをクリックします。
メールとグループの設定を利用して、Messengerを使いやすくする方法を説明します。
メールとグループの設定ダイアログを表示するには、
- 編集メニューから設定を選択します。
- 設定ダイアログを開き、左にある一覧を利用してメールとグループの設定を開きます。
メールとグループの設定ダイアログのメイン枠で、メッセージテキストがどのように表示されるか、またメッセージ一覧やメッセージウィンドウがどのように使われるかを設定します。
メッセージ一覧とメッセージウィンドウのフォントを設定する
- 返信メッセージで表示される引用文の書式を変更するには、
- スタイルボックスで、標準、斜体、太字、太字斜体のいずれかを選択します。
- サイズボックスで、標準、大きめ、小さめのいずれかを選択します。
- 引用文の色を変えるには、色ボックスをクリックします。色ダイアログが表示されます。
- メッセージの表示に、固定ピッチ(等幅)フォント、プロポーショナルフォントのどちらを使うかを選択します。固定ピッチフォントは、定期的に複雑なテキスト形式のメッセージを受け取る方には良いかもしれませんが、プロポーショナルフォントを選択すると、文字の形に合わせて文字間のスペースを調節しますので一般的に読みやすくなります。
メッセージ一覧とメッセージウィンドウの再利用
- すべてのメッセージ一覧(ディスカッションスレッド)を一つのメッセージ一覧に表示するには、メッセージ一覧ウィンドウを再利用するにチェックマークを付けます。メールフォルダやディスカッショングループを開くたびに新しいメッセージ一覧を開く場合は、チェックボックスをクリックしてオフにします。
- すべてのメッセージを一つのメッセージウィンドウで表示するには、メッセージウィンドウを再利用するにチェックマークを付けます。メッセージを開くたびにメッセージウィンドウを開くには、チェックボックスをオフにします。再利用の設定をせずに複数のメッセージを一度に開く場合は注意が必要です。
メッセージの到着を音で知らせる
新しいメッセージが届いたときに音で知らせるようにするには、メッセージの到着時に音で知らせるにチェックマークを付けます。
設定ダイアログを終了するには、
- OKをクリックし、設定ダイアログで行ったすべての変更を保存します。
- 設定ダイアログで行ったすべての設定を取り消す場合は、キャンセルをクリックします。
ユーザ名、本名、そしてHTMLでのメッセージ受信を希望するかどうかなどの個人情報は、メールとグループの設定ダイアログの個人情報パネルで行います。
メールとグループの設定ダイアログを開くには、
- Communicatorウィンドウの編集メニューから、設定を選択します。
- 設定ダイアログの左にある階層が表示されている一覧で、メールとグループをクリックします。
- ユーザ名と共にメッセージのヘッダーに表示される本名の指定や変更は、名前テキストボックスで行います。ここに入力する名前は、ペンネームでも構いません。
-
送信メッセージのヘッダーに表示される電子メールアドレスの指定や変更は、電子メールアドレステキストボックスで行います。
- 送信メッセージのヘッダーに表示され、メッセージを受け取った人が返信アドレスとして使う返信先アドレスの指定や変更は、返信先アドレステキストボックスで行います。返信先アドレスが電子メールアドレスと同じ場合は、返信先アドレスを入力する必要はありません。
- PC互換機およびUNIXの場合、自動的にすべての送信メッセージにテキスト署名ファイルを付けるには、署名ファイルテキストボックスに、署名ファイルの完全なパスを正確に入力します。参照を利用して、ファイルの場所を表示しながらテキストボックスにパスを入れることもできます。
- 自動的にすべての送信メッセージに署名ファイルを添付する場合は、対応するチェックボックスをチェックします(PC互換機およびUNIXの場合のみ)。署名カードを自分で作成し、編集するには、カードを編集をクリックし、カードの編集ダイアログを開きます。
- Macintoshの場合は、Internet Configurationシステムの使用をチェックすると、Communicatorとリモートサーバの接続を自動的に確立します。
- 設定ダイアログを終了するには、
- OKをクリックし、設定ダイアログを表示してから行ったすべての設定内容を保存します。
- 設定ダイアログを表示してから行ったすべての設定を取り消す場合は、キャンセルをクリックします。
送信メッセージに添付する、自分の個人情報を入れた署名カードを作成するには、以下のようにします(PC互換機およびUNIXの場合のみ)。
- Communicatorウィンドウの編集メニューから設定を選択し、設定ダイアログを開きます。
- ダイアログの左側にある階層が表示されている一覧で、メールとグループの下にある個人情報をクリックします。
- 個人情報枠で、カードを編集をクリックします。
カード編集ダイアログでは、送信メッセージに添付する、自分の個人情報を入れた署名カードを作成します。
- 本名、電子メールアドレス、ニックネーム、カードに関連する特記事項の入力や更新、またHTMLメッセージの受信を希望するかどうかの設定は、カード編集ダイアログの名前タブ内で行います。
- 企業名、役職名、住所、電話およびFAX番号の入力や更新は、カード編集ダイアログの連絡先タブ内で行います。
- Conferenceのホストサーバを指定する場合は、カード編集ダイアログのNetscape Conferenceタブで行います。
カード編集ダイアログの名前タブでは、
- 本名(氏名)を入力します。
- 電子メールアドレスを入力、または更新します。
- 必要に応じて、ニックネームを入力します。これは、相手が返信する際に電子メールアドレスの代わりに使用できるもので、どんな名前でも自由に付けることができます。
- メモ領域に特記事項を入力します。メモは便利に使うためのもので、メモ自体に特別な機能はありません。
- HTML形式のメッセージの受信を希望する場合は、ここで選択します。HTML形式の受信を選択しない場合は、たとえHTML形式でメッセージが作成されていても、タグ情報の入らないテキストとして受信することになります。
カード編集ダイアログの連絡先タブでは、パーソナルカードに表示する連絡先情報の入力や更新を行います。このタブ内で設定する情報はすべてオプションですので、必要に応じて入力します。アドレス帳カードに入っている連絡先情報は、誰かがディレクトリサービスを利用する際に検索することができます。
カード編集ダイアログのConferencesタブでは、Conferenceアドレスや、411サーバとConferenceホストのどちらを使用しているかなど、署名カード情報の入力や変更を行います。
選択一覧からConferenceアドレスを一つ選び、必要な情報を入力します。
- 一覧からNetscape ConferenceホストDLSサーバなどのサーバを選択します。
- 一覧には無いサーバを使用している場合は、まず指定したDLSサーバを選択します。次に、その下のテキストボックスにサーバ名とドメイン名を入力します。
- DLSサーバではなくConferenceホストを使用している場合は、まずホスト名またはIPアドレスを選択します。次に、その下のテキストボックスに、以下のいずれかを入力します。
- サーバ名とドメイン名
または
- 数字で表したIPアドレス
メッセージ作成ウィンドウでの各種設定は、メールとグループの設定のメッセージパネルで行います。
メールとグループの設定ダイアログを開くには、
- Communicatorウィンドウの編集メニューから、設定を選択し、設定ダイアログを開きます。
- ダイアログの左側にある階層表示されている一覧で、メールとグループの下のメッセージをクリックします。
メッセージパネルでは、メッセージを送信する際に必要な各種の設定をします。
- 送信メッセージのコピーを自分自身にも送る場合は、メールメッセージ、またはグループメッセージの隣にある自分ボックスをクリックしオンにします。
- 送信メッセージのコピーを自動的に別の電子メールアドレスに送る場合は、他のアドレステキストボックスにそのアドレスを入力します。
- 送信メッセージを自動的にフォルダにコピーする場合は、
- コピーする送信メッセージの種類を選択します。
メールメッセージ、グループメッセージのどちらか、もしくは両方にチェックマークを付け、オプションとして、他の人への電子メールアドレスを指定します。
- フォルダのドロップダウンリストで、コピーの保存先フォルダを選択します。このフォルダは、自動的にコピーが入るため、時間が経つにつれ大きくなりますので注意が必要です。
以下の設定を行う場合は、詳細オプションボタンをクリックします。
- メッセージにアドレスを指定する際に、電子メールアドレスを完全な形で表示するか、それとも省略した形で表示するかどうか。
- 8ビット文字を使用したメッセージを送信する際の選択。
- 8ビット文字をメッセージヘッダー内で使用する場合は、そのままを選択します。8ビット文字は、本名やメッセージの件名などの個人情報内で使うことができます。8ビット文字は送信時にエンコードされませんので、8ビットを扱うように設定されていないシステム上では、問題が起きる場合があります。
- ASCII、または拡張ASCIIを使用している場合は、MIME互換(Qエンコード)を選択します。
拡張ASCII文字は、送受信用時にエンコードされます。
電子メールアドレスやニックネーム、電話番号には、8ビット並びに拡張ASCII文字を使用することはできません。
- HTMLメッセージを送信する際に、受信する側がHTMLフォーマットで受信できない場合にどうするか。
設定ダイアログを終了するには、
- OKをクリックし、設定ダイアログを表示してから行ったすべての設定を保存します。
- 設定ダイアログを表示してから行ったすべての設定を取り消す場合は、キャンセルをクリックします。
メッセージを送受信することができるよう、Netscape Communicatorがセットアップされていることを確認するには、
- Communicatorウィンドウの編集メニューから設定を選択し、設定ダイアログを開きます。
- メールサーバをクリックします。
ユーザ名とメールサーバを確認するには、メールサーバの設定ダイアログを開きます。
メールサーバパネル内にあるすべての項目が設定されていることを確認します。
Netscape Messengerでメッセージをダウンロードしたり送信したりするためには、サーバが正しく設定されている必要があります。
メールサーバの設定ダイアログで必要な情報を入力するには、
- メールサーバユーザ名
ユーザ名を入力します。
ユーザ名は、システム管理者やインターネットサービスプロバイダから提供されているログイン名のことです。
電子メールアドレスをすべて入力するのではなく、ユーザ名のみを入力します。
- 送信メール(SMTP)サーバ
SMTPサーバ名を入力するか、またはSMTPサーバ名が正確に表示されているかを確認します。SMTPサーバは、送信メールを扱います。
- 受信メールサーバ
POP3またはIMAPサーバ名を入力するか(送信メールサーバと同じ名前の場合が多いようです)、POP3またはIMAPサーバ名が正確に表示されているかを確認します。POP3、並びにIMAPサーバは、受信メールを扱います。
- メールサーバの種類(PC互換機およびMacintoshの場合)
POP3、またはIMAPホストが正しく選択されているか確認してください。POP3、並びにIMAPサーバは、受信メールを扱います。
以下のいずれかを選択してください。
- POP3
自分のコンピュータ上にメッセージを保存するのと同様に、メールサーバ上にもメッセージを保存する場合は、POP3選択後、ダウンロード後もサーバにメッセージを残すにチェックマークを付けます。このチェックボックスがオフの場合は、自分のコンピュータ上にのみメッセージが保存されます。
または
- IMAP
- メールサーバと同様に、自分のコンピュータ上にもメッセージのコピーを保存する場合は、IMAP選択後、メールをオフラインでも読めるようにフォルダのコピーをローカルに置くにチェックマークを付けます。メールサーバのみにメッセージを保存する場合は、このチェックボックスをオフにしておきます。
- ご使用のIMAPサーバが暗号化されたメールを送受信できるように設定されている場合は、サーバが暗号化接続をサポート(SSL)をチェックします。サーバが暗号化をサポートしているかどうかよくわからない場合は、ご利用のサイトのサーバ管理者までお問い合わせください。
メールサーバの設定の詳細ダイアログボックス
(PC互換機およびMacintoshの場合)
その他メールサーバに関する設定は、以下の通りです。
- メールとグループメッセージのコピーを置くローカルマシンのディレクトリ、またはフォルダの場所を指定します。場所を参照する場合は、選択をクリックします。
- メールサーバの種類としてIMAPサーバを選択している場合、メールとグループメッセージのコピーを置くローカルマシンのディレクトリ、またはフォルダの場所を指定します。(メールサーバの種類でPOP3サーバを選択している場合は、このオプションを選択できません。)
- メールの到着を自動的に確認するかどうか選択します。この機能を利用するには、新着メールを確認をクリックし、何分おきにチェックするか数値を入力します。このボックスがオフになっている場合、自分で取り込むまで、新しいメッセージは表示されません。
- Messengerを起動する度にパスワードを入力する手間を省くために、システムにパスワードを記憶させるかどうかを選択します。
- メールサーバが暗号化パスワードをサポートするかどうか選択します。
- Mail Application Program Interface (MAPI)をサポートするアプリケーションから受け取ったメッセージに、Netscape Messengerサービスを使用するかどうかを選択します。
詳細
ユーザ名は一つの単語のみです。サイトやドメイン部分を含んではいけません。
SMTPホストに正しいホスト名が指定されているか確認します。これは送信メッセージとCollabraメッセージを扱うホストの名前です。ほとんどの電子メッセージシステムが、受信メッセージと送信メッセージに同じホストを使用しています。
メールホストに正しいホスト名が指定されているどうか確認します。
これはメールメッセージのダウンロードを扱うホストの名前です。
ほとんどのメールホストは、ユーザ名とパスワードを必要とします。
Collabraメッセージをダウンロードできるように、Netscape Communicatorがセットアップされていることを確認するには、
- Communicatorウィンドウの編集メニューから、設定を選択します。
- メールとグループを選択します。
- グループサーバをクリックします。
グループサーバの設定パネルで、ディスカッショングループを表示し、購読や更新を行うには、
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ディスカッショングループサーバの名前を入力します。ディスカッショングループサーバの名前は、サイトにより変わります。入力する名前については、システム管理者やヘルプデスク、またはインターネットサービスプロバイダ(ISP)までお問い合わせください。
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ディスカッショングループサーバがリクエストを受け付けるポート番号を入力します。標準では、ポート番号は119ですが、これもサイトやサービスにより変わります。
暗号および証明書を使用するメッセージを送受信するには、保護付きをクリックします(標準のポート番号は、ホストサーバとの間で確立する安全な番号に代わります)。
- PC互換機、またはUNIX用のNetscape Communicatorをご使用の場合、グループサーバからCollabraメッセージをダウンロードする、PC互換機またはワークステーションのディレクトリへのパスを入力します。
- グループ(NNTP)サーバに正しいホスト名が設定されているかどうか確認します。NNTPサーバは、ディスカッショングループを提供するコンピュータです。グループサーバ名がよくわからない場合は、システム管理者、またはご利用のインターネットサービスプロバイダまでお問い合わせください。例:news
- Netscape Communicatorを、PC互換機またはUNIXワークステーションでご使用の場合は、ディスカッショングループの更新分をダウンロードするローカルディレクトリのパス名を入力します。
PCでの例: C:¥Program Files¥Netscape¥Communicator¥Collabra
UNIXでの例: /usr/people/mozilla/.news
Netscape CommunicatorをMacintoshでご使用の場合は、ニュースディレクトリ名を入力する必要はありません。
- ディスカッショングループを表示する際に、ローカルマシンにコピーするメッセージの数を制限する場合は、その数値を入力します。
- その他の設定を変更するには、カテゴリをクリックします。設定を閉じるには、OKをクリックします。
メールとグループディレクトリの設定パネルでは、
- ディレクトリ検索サービスの検索順を、自分で使いやすいように変更します。
- ディレクトリ検索の結果を表示する際に、名前をどのように表示するか指定します。
- アドレスを検索する際にアクセスするディレクトリ一覧に対して、ディレクトリサービスの追加や変更を行います。
ディレクトリサーバを追加ダイアログでは、ディレクトリサーバをサーバ一覧に追加します。これにより、アドレスディレクトリを検索する際に、サーバを選択できます。
- 説明は、ディレクトリサーバ一覧に表示されるディレクトリサービス名です。
- LDAP サーバは、ldap.netscape.comのようなインターネットにおけるサーバのアドレスです(これは実存するサーバではありません)。
- 検索開始場所では、特定の領域のみを検索するように指定できます。たとえば、c=JPと入力すると、日本のみを検索するように検索領域を限定できます。
- ポート番号は、LDAPサーバのポート番号です。標準では、389が設定されています。
ディレクトリサーバのプロパティダイアログでは、使用するディレクトリサーバの接続情報を入力します。
- 説明はディレクトリサービス名で、ディレクトリサーバ一覧に表示されます。
- LDAP サーバは、ldap.netscape.comのようなインターネットにおけるサーバのアドレスです(これは実存するサーバではありません)。
- 検索開始場所では、特定の領域のみを検索するよう指定できます。たとえば、c=JPと入力すると、日本のみを検索するように検索領域を限定できます。
- ポート番号は、LDAPサーバのポート番号です。標準では、389が設定されています。